小さい頃からあった得体のしれない恐怖と孤独感が何なのか
知りたい。そしてその恐怖を手放したいということで
来られたクライアントさんがありました。
クライアントさんに許可していただいたので書かせていただきます。

私自身QHHTを受けたいと思った一番の理由は高速を走れないので
スピード恐怖症を治したいということでした。
でもQHHTを受けた結果潜在意識(SC)が言ったことは
「走る必要はない」だったので残念ながら治っていません。
でも自分自身SCの言った意味がなんとなくわかったので
恐怖症を受け入れることにしました。

Dさんは過酷な子供時代を過ごされたのですが、
その頃たまたま歩いていたら、マリア像のある教会の前に出て
それを見た瞬間に足元が崩れるような恐怖に襲われたそうです。
大人になられて結婚し、お子様とお孫さんに恵まれて
円満な暮らしをされています。
ですが孤独感と恐怖から鬱になってすべてが悲しくて闇の世界に
いた時期もあったし、今でも時々さみしくて真っ暗闇の世界が夢に
出てきて恐怖を感じるそうです。
娘さんが結婚して遠くに行かれるとわかった時また恐怖が出てきて
落ち込んだそうです。

でも ワンネスを経験したり、少しづついい方向に向かっているようです。
最近ご自分でヘミシングをされた時、また恐怖が上がってきたけど、
それをブロックしているものがそろそろ外れてくるかもしれないと感じて
今回ヒプノに来られました。

過去世ではヨーロッパの職人で天涯孤独の男の人が出てきたり、
宇宙の星が粉々になっている情景が出てきました。

SCになぜその過去世を見せたか聞くと、最初の過去世は
さみしさかったから見せたそうです。
そして粉々になった星自体がDさんだったそうです。

Sさんがプラン通りに生きてこられたかの質問にSCは笑っていました。
悩んでいるけどそれもプランのうちって。
プランどおりに行くのを阻むものは「怒り」。
取り除くべきコードはあるか? キリスト教。
取り除くべき記憶はあるか? 第3チャクラあたり。
娘さんが遠くに行くことがわかった時に恐怖に襲われたのはなぜ?
襲われたという言葉が出てきてその後過去世が出てきました。
中世のヨーロッパで塔のある教会が見えて、
娘さんがそこへが連れていかれたそうです。
彼女を助けられなかったことがとても悲しい。
兵士に連れて行かれた様子がはっきり見えて
しばらく号泣されました。

他にも娘さんが目の前で殺された過去世があると感じられました。

前に見た過去世でも中国で僧侶仲間だったことがあり、
悲しい別れをしたそうです。

今世は母子として生まれて幸せ。会いたかった。
過去世から娘さんと離れる恐怖がきています。
SCに過去世からくる恐怖を癒してくれるようにお願いしました。
娘さんが赤ちゃんの時に映像が出てきたて、
心配しなくていいというメッセージがきました。

今世での目的は?
ただ幸せに生きること。
家族が大事。

SCからの最後のメッセージはピンク色が浮かんで、
笑っていなさいというものでした。

過去世からキリスト教に対する恐怖があったので、子供の頃教会を見たとき
言い知れぬ恐怖に襲われたのでしょう。

ヒプノではよく現在の恐怖が過去世からくるという例がありますが、
今までした私がしたQHHTではそういうセッションは比較的少なく
過去世はもう関係ないよってことが多かったです。
今回はめずらしく典型的な過去世から来る問題というセッションでしたので
記事にしてみました。