Mさんは若い男性です。

最初の過去世は森の中に立っている中年の白人の男性。
住んでいる場所に行ってもらうと、山小屋とお城という
二つの場面が現れ、Mさんはお城を選びました。
お城の中は広間になっていて赤いカーペットが敷かれた階段がある。
階段を上ったのですが、そこに何があるかはわかりませんでした。
そこから先に進みそうもなかったので最後の場面に行ってもらいました。
すると暗い所に横たわっているというだけで、
状況もはっきりしませんでした。

SC(潜在意識)が見せた理由
自分の直感を信じられるようにする。

過去世も見せた理由もよくわからなかったのですが、
Mさんからのメールで少しはっきりしました。

Mさんのメール
一つ目の過去世に関しては階段を登ってもその先がわからなかったり、
最後も暗い場所に横たわっているだけでよくわからないものでした。
自分ではちゃんと催眠に入ってみえているのか疑っていました。
でもそれが本当に過去世だったのかさえ
多分重要ではなかったのだと思います。
自分にとってそうであるなら、それでいい。
それで大丈夫ということを教えようとしてくれたのだと思います。

二つ目の過去世は森の中の木の家に奥さんと住んでいる男性。
馬に乗って町に行き、店で何かの包みの受け渡しをした。
その包みの件が原因で奥さんは亡くなって、ショックを受けた。
そのことを亡くなるまで後悔した。

SCが見せた理由
後悔を手放すために見せた。

Mさんからのメール
あの包みの受け渡しをしてしまったせいで、
それが意図せず要因になって死んでしまって、
なんであんなことをしてしまったのか、
やめておけばよかったという気まずい後悔を
感じていたように思います。

三つ目の過去世はMさんは学生で、両親と住んでいる。
両親は現在の両親の過去世のようです。
彼らは喧嘩をしていて、その後、離婚して彼は母と住んだ。

SCが見せた理由
不安なことがあってもそれはなんでもないことを
わからせるため。

Mさんのメール
過去世の両親と今の両親は同じ人のようでした。
今の両親は仲がいい。
多分今しか見なければ不安に思うようなことでも
長い目でみれば大丈夫だということだったのだと思います。

このように私にはよくわからなくてもクライアントさんには
わかるということが時々あります。
SCにとって重要なのはクライアントさんが理解することなんですね。

SCへの質問
Q:ボディスキャンをして気になるところを教えてください。
SC:ない。
Q:もっとバランスが取れるにはどうすればいいか?
SC:もっと話すこと。
Q:もっと健康になるにはどうすればいいか?
SC:健康。
Q:もっと幸せになるにはどうすればいいか?
SC:邪魔をしないこと。
Q:もっと豊かになるにはどうすればいいか?
SC:愛すること。

Q:今破棄すべき契約はありますか?
SC:ない。
Q:今手放すべきカルマはありますか?
SC:後悔
Q:オーラフィールドで漏れているところはありますか?
SC:頭。理由:使いすぎ。 手:冷えている。

Q:もっと自分自身に気付くためにどうすればいいか?
SC:心を大切にする。
Q:もっと自分に何をすればいいでしょうか?
SC:外に出ていく。
Q:食習慣で何か変えるといいものはありますか?
SC:特にはない。
Q:潜在意識とつながる助けをするために何か勧められるものはありますか?
SC:いまやっていることで大丈夫。

Q:ここでの目的は何でしょうか?
SC:人を元気にすること。
Q:その道を進んでいますか?
SC:悪くない。
Q:前進するのに阻んでいる障害はありますか?
SC:自分を信じられないこと。

Q:どいういう仕事がいいのか?
SC:人を助けられる仕事。
Q:もっと気楽に楽しくやれるにはどうすればいいか?
SC:大きな声を出すこと。
Q:結婚について何かアドバイスは?
SC:自分で考えよ。

Q:なぜ学生時代が過ごしにくいものだったのか。
  なにかしたほうが良いことがあったのか? 
SC:ごちゃごちゃ考えない。
Q:今もかもしれませんが、小さい時に心配性だったのはなぜか?
SC:もう大丈夫。
Q:安心して生きるにはどうしたら良いか?
SC:自分に素直になる。
Q:どうすれば自分自身の道をブレずに歩めるのか?
SC:いちいち考えるな。
Q:自分自身を感じるにはどうしたらいいか?
SC:もっとアクティブになる。

Q:スピリチュアルな学びは私にとって必要か?
  必要ならどういうふうに行うのがいいのか?
SC:やりたいならやればいい。好きなようにやったらうまくいく。

Q:体重が増えないのは大丈夫か?
SC:いずれなんとかなる。
Q:冷え性はどうすれば良くなるか?
SC:考えすぎない。
Q:足の湿疹はどうすればよくなるか?
SC:それはどうでもいい。
Q:小麦は体にあっていないと言われたが、それはずっとそのままか?
SC:とりあえず、止めた方がいい。

Q:今住んでいる場所はこのままでいいのか?
SC:ずっと住むことはないだろう。
Q:よりよい人間関係を築くためのアドバイス
SC:大きな声でしゃべれ。

Q:ルドルフ・シュタイナーはどういう人だったのか?
SC:沈黙
Q:シュタイナーを学ぶことは自分にあっているのか?
SC:そういう方向でいい。
Q:どのくらい過去世はあるのか?
SC:そんなことは気にする必要はない。
Q:愛とはなんなのか?
SC:あなた。愛とはあなた。

Q:田舎の暮らし、田舎の仕事の仕方、田舎の経済は今後どうなっていくのか?
SC:なるようになる。

最後のメッセージ
自分の直感を大切にすること。それで絶対うまくいく。

潜在意識についてMさんの後日のメール
潜在意識に関しては、全体的に、
知りたくても教えないぞというような雰囲気を感じました。
お前が知りたいことは知ることは出来ないから
諦めろっていうような感じかもしれません。
外から誰かが示してくれる知識というはっきりとした確証を求めるのではなく、
自分の直感という灯火で歩いてみせろと言われているような感じでした。

潜在意識はその人のことを一番知っているので、何を伝える必要があるか
よくわかっている感じです。
なので、質問によって答える必要のないもの、答えない方がいいものなどは
沈黙になりますね。
なぜそうなのかみなさんご自身でおわかりになるようです。

QHHTでは過去世を見ることより、現在の自分を理解し、
潜在意識とのつながりを良くすることが一番の重要なことだと思います。
つながりさえ良くなれば後はご自分でやっていける感じですね。
皆さんお帰りになる時には大体すっきりされ、明るくなっています。
それはセッションする側としてはとてもありがたいことです。