映画「地球交響楽第七番」のオープニング曲を
演奏された長屋和哉さんの焚火コンサートが
八ヶ岳のペンションでありました。
残念ながら雷雨注意報が出ていたので
ペンションのホールの中で演奏されました。
シンギングボールや石の鐘、ドラ、ハンマーダルシマー、など色々な
楽器を使ったとても幻想的でまったりした時間でした。
演奏の後のお話しはカラマツの林の中で焚火を囲んでお聞きしました。
八ヶ岳の辺りは一時期縄文文化がとても栄えた場所です。
井戸尻考古館の学芸員の方もお招きして
縄文文化や神話について語ってくださいました。
長屋さんの深みのある声でまったりと話される語りは
焚火にぴったりでした。
縄文人が八ヶ岳で長い間暮らしていたのに
突然いなくなってそれから平安時代まで
誰も八ヶ岳周辺には住んでいなかったそうです。
森と動物たちの天国だったのでしょうね。
翌日は音楽ワークショップでした。
参加者全員シンギングボールやおりんを持って
長屋さんは大きなお寺の鐘をこすって低い音を出し、
私たちは好きに鐘を鳴らしていきます。
最初鳴らした時と、そのあと
他の人の音を聞きながらとか、外の音も聞きながらとか
言われるたびにみんなの演奏が変わっていき、
最後はとっても素敵なセッションになりました。
普段いろいろな音にさらされていて、耳はふさぐことができないので
自然に聴かないようになってきているということでした。
人の音を聴くということは心を開くということと
つながるとおっしゃいましたが、
ほんとにそうだと思いましたね。
MAMUさんとしている音楽ピクニックのハーモニーを作ったり、
太鼓やシンギングボールを演奏することと
同じものを長屋さんも目指しているって感じました。