's-Hertogenbosch(スヘルトデンボッシュ)の町並み
オランダの南部にある町で観光地なのですが
日本ではあまり知られていません。
中世の面影を残す旧市街と新市街に別れていて
旧市街には運河が巡らされています。
運河には個人の船が係留されています。
オランダは運河が多いので自分の船で
オランダの中を旅する人も結構います。
デンボスは旧市街も観光地の要素と普通の町の要素が
混在している小さな町で家の下に運河が通っていたり、
橋の上に家が建っていたりとなかなか面白い。
以前運河めぐりをしましたが
家の窓からボートに手を振ってくれたりしますよ。
町の周りは広大な農場や畑が広がり、湖や川もあって
そののどかな景色を見ながらのサイクリングは
とっても気持がいいです。
町の広場にはマーケットが出ています。
野菜や花、チーズ、パン、魚などいろいろ売っています。
新市街ではオランダ独特のユニークな建物があります。
船の帆を意識した形でこれがずらっと並んでいます。
この運河をちっちゃなボートで巡ります。
もとは教会でしたが、今は中世の画家ヒエロニムス・ボスの博物館です。
ボスは天国や地獄のとっても奇妙な絵を描いた人です。
あまりに変な絵なので宗教改革の時に破壊された絵も多いそうで、
オランダでは数点しか残っていません。
この博物館にあるのは彼の絵の複製や彼の絵を題材にした人形などです。
今では彼の出身地ということで広場に彼の銅像も立っています。